関節リウマチになると、歩くことや家事、外出、一人暮らしなど、これまで当たり前にできていたことへ不安を感じる方も少なくありません。
「これからも自宅で暮らし続けられるだろうか」
「歩けなくなってしまうのだろうか」
「家族に頼らなければ生活できなくなるのではないか」
このような不安を抱える方もいるでしょう。
一方で、病状や生活環境に合わせて工夫を重ねながら、自分らしい暮らしを続けている方もいます。
今回は、50代の沼田繭子さん(仮名)の実例をもとに、関節リウマチとともに生活を立て直していくまでの経過をご紹介します。
この記事では全体の流れをテーマごとに整理しています。詳しい経過は、それぞれの関連記事でご覧ください。
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沼田さんの経過
沼田さんは関節リウマチに加え、大腿骨頭壊死、間質性肺炎、菌血症など複数の病気を経験されました。
経過を簡単に整理すると、次のようになります。
・股関節痛が悪化
・左右大腿骨頭全置換術
・間質性肺炎診断
・菌血症による再入院
・車椅子中心の生活
・歩行能力の改善
・食生活の見直しと約7kgの体重減少
・一人暮らしの再建、活動拡大
一つの出来事だけで生活が変わったのではなく、治療やリハビリ、生活の工夫が積み重なりながら現在の生活につながっています。
関節リウマチでは、痛みや炎症、体力低下などによって歩行が難しくなることがあります。
沼田さんも、自宅内で車椅子を使用する時期がありました。
その後、股関節痛の軽減や訪問リハビリによって、少しずつ歩く機会が増えていきます。
歩行能力がどのように変化したのかは、以下の、車椅子生活から歩行を取り戻した実例、で詳しく紹介しています👇
関節リウマチは手指の病気という印象を持たれがちですが、股関節へ影響することもあります。
沼田さんは大腿骨頭壊死を経験し、人工骨頭置換術を受けました。
手術後に股関節痛が軽減し、その後の生活にも変化がみられています。
詳しくは、以下の、股関節が壊死して人工骨頭置換術に至った実例をご覧ください👇
関節リウマチでは、関節だけではなく肺に病変が生じることがあります。
間質性肺炎を合併すると、息切れや体力低下によって生活範囲が狭くなることがあります。
沼田さんも入退院を繰り返し、生活を見直す必要がありました。
詳しい経過は、以下の、間質性肺炎の実例で紹介しています👇
免疫を調整する治療では、感染症に注意が必要になることがあります。
沼田さんは菌血症を発症し、再入院を経験しました。
退院後は体力が低下し、一度生活を立て直す必要がありました。
詳しくは、以下の、菌血症・再入院の実例で紹介しています👇
沼田さんは塩分を意識した食生活を始め、その方法の一つとしてnoshを利用されました。
その後、約7kgの体重減少がみられています。
一方で、この体重変化は塩分だけで説明できるものではありません。
股関節痛の軽減、活動量の増加、食生活の見直しなど、複数の要素が重なった結果と考えられます。
詳しくは、以下の、体重約7kg減少と食生活の実例で整理しています👇
沼田さんは、
- 股関節の手術
- 間質性肺炎
- 菌血症
- 車椅子生活
- 歩行能力の改善
- 食生活の見直し
など、多くの出来事を経験されました。
その中で少しずつ生活を組み立て直し、一人暮らしを続けられる状態につながっていきました。
詳しい経過は、以下の、一人暮らしを取り戻した実例で紹介しています👇
理学療法士として感じたこと
この実例で印象に残ったのは、歩けるようになったことだけではありません。
痛みが軽減し、自宅で過ごす時間が変わり、家事や買い物ができるようになり、一人暮らしを続けられるようになったことです。
理学療法士として改めて感じたのは、身体機能の改善は生活を支える一つの要素であり、最終的に目指すのは、その方に合った暮らしを構築できることだということです。
リハビリでは、歩行能力や筋力だけでなく、「その人がどのような生活を送りたいのか」という視点が欠かせません。
この実例は、病気だけを見るのではなく、生活全体を見ながら支援することの大切さを改めて教えてくれました。
まとめ
関節リウマチでは、症状やリスクが多岐にわたり、歩行や家事、一人暮らしなど、生活のさまざまな場面に影響が及ぶことがあります。
一方で、適切な治療、リハビリ、生活の工夫、家族や医療者の支援を組み合わせながら、その時の身体に合わせた暮らしを築いていくことも可能です。
本記事では、沼田さんの全体像を紹介しました。
各記事では、それぞれの場面でどのような課題があり、どのように生活を立て直していったのかを詳しく紹介しています。
ご自身やご家族の状況に近いテーマから、ぜひご覧ください。
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