はじめまして。4 unique steps をご覧いただき、ありがとうございます。
このサイトは、20年以上にわたってリハビリテーションの現場に携わってきた理学療法士と作業療法士のチームで運営しています。
このページを書いているのは、管理人の理学療法士です。
これまで私たちは、病気やケガで体を動かしにくくなった方、仕事・家事・外出に不安を抱える方など、人生の大きな変化に直面された多くの方々と向き合ってきました。
リハビリというと、筋力や関節の動きを整えるイメージが強いかもしれません。
でも実際の現場で本当に大切だと感じるのは、その先にある生活です。
服を自分で着たい。
買い物に行きたい。
仕事に戻りたい。
旅行へ行きたい。
ずっと自宅で暮らし続けたい。
体の機能を良くするということは、そうした希望をかなえるための手段です。
長年現場に立つ中で確信したのは、同じ病気であっても、取り戻したい生活は人それぞれ違うということでした。
専門家だった私たち自身が、「動けない側」になって気づいたこと
私はある日突然、完治の難しい膠原病を発症しました。
支える側から、一瞬で「動けない側」になったのです。
激しい痛みで思うように体を動かせず、私はただベッドにうずくまるばかりでした。
専門家として積み重ねてきた知識や、臨床経験の中で培ってきた自信も、そのときの自分を支えるものにはなりませんでした。
病室の天井を眺めながら、「自分はこれまで、本当に患者さんのつらさを理解していたわけではなかった」と悲しくなったり、
「これから自分の生活はどうなってしまうのだろう」といった、不安に襲われたりの毎日でした。
長期の休養が必要になり、薬の影響や活動量の低下で体型も体の感覚も変わっていきました。
頭がぼんやりして、何もやる気が起きず、長時間動き続けることもできない。
かつての自分とは別の人間になってしまったような感覚でした。
そんな折、同僚の作業療法士もまた、自身の生活を立て直そうとしていることを知りました。
最初から前向きになれたわけではありません。
お互いに、自分の置かれた状況をぽつりぽつりと話し合うところからのスタートでした。
そこからどういう気持ちの動きだったかは覚えていませんが、話しているうちに「今の自分たちにできることから、もう一度生活を組み立て直してみよう」と思えるようになったのです。
回復するとは
臨床現場では、大きな病気や障害を抱えながらも、自分なりの工夫で新しい生活を築いていく方々にたくさん出会ってきました。
生活のスケジュールやリズムを変える。
道具を検討する。
住む場所や働き方を調整する。
家族との関係を整える。
ということを、その方が抱えられるサイズに細かく分解し、できることを少しずつ増やしているうちに、その人らしい暮らしが少しずつ形作られていきます。
回復とは、過去の自分に完璧に戻ることを目指すのではありません。
体の状態が変わっても、年齢を重ねても、今の自分に合った生活を組み立てていく。
この過程こそが、私たちの考える「生活の再構築」です。
4 unique stepsで届けること
困りごとに合わせて探せるよう、6つのカテゴリーを設けています。
- からだを整える
肩・腰・膝などの痛みや動きにくさ、ストレッチ、筋トレ、体重管理などを扱います。単なる運動法の紹介にとどまらず、「なぜ動きにくいのか」「医療機関を受診すべきか」まで専門家の視点で詳しく解説します。 - 暮らしを取り戻す
着替え、家事、睡眠、入浴といった日常の課題を扱います。「腕が上がったか」という機能面だけでなく、「服を着て日常を送れているか」という生活そのものに焦点を当てます。 - 外へ・社会へ戻る
復職、旅行、スポーツ、学業など、もう一度やりたいことに戻るための情報を扱います。自宅で過ごすだけで終わらせず、目標を実現するための動作や環境づくりを考えます。 - 住まい・支援を選ぶ
住宅環境や福祉用具、訪問サービス、高齢者施設などの情報を扱います。お身体の状態だけでなく、ご家族との関係や経済面、大切にしたい価値観も含めて、納得できる暮らしを選ぶためのヒントを整理します。 - 学び・挑戦を続ける
病気や年齢で立ち止まったとしても、新しい学びや資格、仕事に挑戦することは可能です。暮らしを整えたその先で、もう一度一歩を踏み出すための記録をまとめています。 - 暮らしの道具・お金
生活を支える福祉用具や便利グッズ、サービス、家計について扱います。単なる商品紹介ではなく、「使うことで生活がどう変わるか」という視点を追求します。
臨床のリアリティを伝える実例
このサイトで紹介している実例は、実際の臨床現場での経験をもとにしています。
例えば、脳卒中からの復職を目指した方、人工股関節の手術後に旅行を再開した方、腰痛を抱えながら仕事を再開した方など、さまざまな方の人生に触れてきました。
教科書やプロトコル通りの方法が通用しなかったり、症状が和らいでも生活の悩みが残ったりすることは珍しくありません。
だからこそ成功パターンだけでなく、「なぜ評価をやり直したのか」「どこで方針を変えたのか」という試行錯誤のプロセスを大切にしています。(※個人特定を防ぐため、情報は本筋が崩れないように適宜加工しています)
一人ひとり違う、次の一歩のために
4 unique stepsという名称には、「一人ひとりが自分らしい歩みを見つけてほしい」という願いを込めています。
発症前の自分とまったく同じ状態に戻れなくても、以前と同じ形ではなくても、自分に合った暮らしをもう一度考えていくことはできます。
「今日は少し外に出られた」「自分で服を着られた」といった小さな出来事も、人生を再構築していく大切な一歩です。
私自身もまだ模索の途中にいます。
体を整え、暮らしを整え、再び社会と関わり、新しい挑戦を重ねる。
このサイトも、私たちの歩みとともに変化していきます。
「これからどうすればいいのだろう」と悩む方にとって、ここにある知識や事例が、自分らしい次の一歩を考える手がかりになれば幸いです。
4 unique steps
管理人・理学療法士
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